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牧草とポテトパルプを植物繊維として食べています。牧草は自家生産の物を使っています。牧草にはK(カリウム)が多く含まれています。牛たちは人間も含めての他の動物が利用しにくい植物繊維を上手にエネルギーに変換する『お腹』で微生物の力を借りて牧草に限らずフスマなどのセルロースを血と肉と脂に変えることが出来ます。この点が他の家畜と比べて最大の有益性であるといえます。
 牛たちはよく「草食動物だから草だけを食べていれば健康なんじゃないのか」と思われているみたいですが、実はそうでもないんです。たとえば、おなじ「草」といってもその中に含まれる栄養素はかなり異なることはほうれん草と小松菜の違い、有機栽培とそうでないものの違いなどを考えれば容易に想像できます。大学の学問にも家畜栄養学という立派な分野が存在するのは牛たちに何を与えると良いかを突き詰めていくためのものだと思います。ですから、人間と同じように牛たちもいろいろなものから少しずついろいろな栄養素を摂る必要があります。
 また、牛たちを観察していると放牧中でも牧草のほかに朽木の根元や赤土を食べているのを見ることが出来ます。これはお腹の中に土中のミネラル分と微生物を摂りこんでいるのではないかと考えられています。
ボーンフリーファームの飼料構成
牧草 40〜45%
ポテトパルプ 15%
脱脂大豆・とうもろこし・大麦・フスマ・ミネラル等(貝化石・岩塩) 40%
微生物資材
(アースジェネター)
微量
粉炭
(木材を原料とする)
微量

脱脂大豆 とうもろこし
良質なタンパク質 でんぷん質主体
大麦より澱粉価が高く肥育速度は速いが肉の脂肪が硬くなる
繊維質も重要
圧延大麦 フスマ
でんぷん質主体
とうもろこしとの割合で肥育速度を調整
小麦の殻です
繊維質
リン酸も含まれている
貝化石
カルシウムが豊富
化石になることで吸収が良くなる
pH調整
ミネラル分として牧草中のK(カリウム)とのバランスを保つために必要
アースジェネター 粉炭
お腹の中を整えてくれる微生物資材 昔から民間療法の整腸剤として、炭を食べる習慣があったそう。
炭にあいている微細な無数の穴には微生物が住み込んで整腸するとともに有害物質・毒素などを吸着、分解、排出