トピックス

牛とろフレークは『生食用』から『非加熱食肉製品』へ!



『帰ってきた牛とろフレーク』  2011/10/07


生食用食肉から“非加熱牛肉製品”へ!!



いつも牛とろ屋 十勝スロウフードをご贔屓にして頂き誠にありがとうございます。


この度、新規格の牛とろフレークが完成しました。


新規格の完成に至るまでの経緯をご説明いたします。

ぜひ、ご一読いただけましたら幸いです。


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10月1日施行の『生食用食肉規格基準』によって

牛とろフレークは一旦、約20年の幕を降ろすこととなってしまいました。


この約20年間、一度の事故も起こさず延べ一千万食分以上を販売してきました。


この間、多くのテレビ・雑誌等で取り上げていただき通常のキャパシティーを

大幅に上回るご注文を頂くことがございましたが、

生で食べていただく商品の根幹=安全性

を最も重要視してきたため、いたずらな増産に踏み切ることには

慎重にして参りました。


そのため多くのお客様に購入まで長らくお待ちいただくことがあり、

買えないことへの厳しいご指摘をいただいたこともありました。

(今でもそのメール等を読み返すと、辛い思いがこみ上げてきます)



そして、ようやく2011年3月に新工場を完成させて、更なる安全管理の元

増産する体制が整ったばかりの時に起こった

「ユッケ食中毒事件」


事件当初は「焼肉店の衛生管理が問題だろうから、うちの会社は

しっかりやっているから大丈夫だ」との思いでおりました。


お亡くなりになられた方々のご冥福を祈りつつ、

これまで以上の衛生管理の徹底を進めておりましたが、

事態は思わぬ方向へ進んでしまい、

事実上、牛肉の生食(本当の意味での“生”)は無くなってしまいました。



新基準に従って、表面加熱を行った上での試験をしてみましたが、

十勝スロウフード製造ならではの牛とろフレーク独特の

脂がとろける様が感じられなくなり、以前よりも明らかに

美味しさが半減してしまうことがわかってきました。


「生で食べて美味しい牛肉を加熱したくない・・・」


新基準に合わせて妥協して作るよりも、別の方法で生の食感を生かせないか?



そこで完成したのが【新・牛とろフレーク】です。



長年、ハム・ソーセージの製造に携わってきた私が編み出した独特の製法で

限りなく“生”に近い味を実現しました。


もちろん安全性の加工技術はそのままに。


北海道十勝の大自然の中で育った健康な牛だから出来る


新・牛とろフレーク


この味を、これからもずっと伝え続けて行きたいと思っております。


なお、今回の製法改定によるコスト上昇は否めませんが、

弊社で努力して吸収していく方向で検討しています。


今後とも、ボーンフリーファームの牛肉、そして十勝スロウフードを

どうぞよろしくお願い申し上げます。



平成23年10月7日

有限会社 十勝スロウフード

代表取締役 藤田 惠

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